サンエー、本土企業と組んで巧みに市場を守る

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マーケティングサポーターズクラブ(MSC)

日経MJを読み解く!

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 1091号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
        「敵」をあなたのファンにできないか。
            それが最善のやり方だ。

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 ━━━━━━━━━━━━━ 2007年4月30日付日経MJより ━━━━
 □■□  本日の注目記事(1面)
 ■□■   12期連続 増収増益     沖縄の雄 サンエー(小売業)
 □■□        本土企業と組んで巧みに市場を守る
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 今日は、沖縄県内の小売業で唯一大台を超える1215億円(2007年2月期)
 の営業収益を誇る、サンエーに関する記事です。

 ■マツキヨだけではない。家電量販店「デオデオ」、ファミレス「ジョ
  イフル」などサンエーは9つもの業態を本土企業とのFC契約や商品
  供給契約で“輸入”し、SC内店舗などと合計すると62に上る。

 ■12年を経たデオデオは年間112億円を売り上げ、家電分野で県内首位
  を争う。

 ■導入する企業は上地哲誠社長が自社の弱点を考えて決め、トップ交渉
  する。

 ■サンエーは和食店など自社開発した業態も多い。自前かFCかの判断
  の分かれ目はノウハウ構築にかかる時間と手間だ。

 ■サンエーは高額品を扱うデオデオにはあえて店名に「サンエー電器館」
  と加え、地元顧客に運営主体を明示。

           とのこと。それで、↓↓↓

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
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 ●サンエーのホームページを見てみました。

  サンエー⇒ http://www.san-a.co.jp/

 ●「会社案内」中の「沿革」に、

    半世紀前、宮古島に開業した「オリタ商店」が
    私達サンエーのスタートラインです。

  とあります。沖縄の中でも、そのまた離島から出発した企業です。

 ●商店名からもわかるとおり、創業者は現社長ではなく、折田喜作氏と
  いう方。代表取締役会長が折田譲治氏。創業者の息子さんでしょうか。

  記事によれば、現社長の上地哲誠(うえち・てっせい)さんは1970年
  に会社設立直後のサンエーに入社しており、78年には取締役に就任し
  ています。創業者が厚い信頼を寄せている方なのでしょう。

 ●その上地さんが社長に就任したのが95年。記事によると、サンエーが
  他社から導入した9業態のうち、1番目のものが、

  「1995年 サンエー電器館withデオデオ」

  です。本土企業と続々と提携し、多角化を進めたのは上地社長主導に
  よるものと考えられます。

 ●サンエーは、会社設立前の1964年に、

    「オリタ商店」を3階建て270坪に増築し、
     名称を「オリタ百貨店」に改名

  しています。ということは、さまざまな商材を扱うことには最初のう
  ちから慣れていたのでしょうね。

 ●「デオデオ」を導入する前にも、衣料品・食品スーパー以外にホテル
  や飲食店などを開いています。

  基本的に、95年までは同社の得意分野を生かして多角化してきたもの
  と思われます。その後は外部の力を借りて、不得意分野も補強してい
  るわけです。

 ●90年代の末頃、私が沖縄で講演をさせていただいた際に、ある銀行員
  の方が、

  「沖縄はパイが限られている。そこへ、本土の企業がどんどん乗り込
   んでくるので、地元企業はかなり厳しい」

  とおっしゃっていました。本土企業対沖縄企業という構図です。
  ところが・・・

 ●サンエーは、本土の企業を仲間にしてしまいました。提携して商品を
  仕入れ、ノウハウを吸収することで、地元企業であるサンエーが伸び
  ているのです。

  「戦わずして勝つ」

  ということを、しっかりと実践しています。

 ●さて、あなたは、

  ・競合他社とは必ず競争しなければならない。

  という固定観念を抱いていませんか。

 ●戦争は、やむをえない場合の最後の手段です。基本的には「ニコニコ
  戦略」を中心に据えて、相手も自分も傷つかないようにしておくべき。

  敵を味方にし、さらにファンにしていく道がないか、よく検討してみ
  ましょう。

 ───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

 ■■■ちょっと一言

 ゴールデンウィーク真っ只中。

 今のところ私は、妻・娘と共に、最近、リニューアルオープンしたダイ
 エー笹岡店(福岡市中央区)を見に行っただけです。店内の書店で、

 『中国人による中国人大批判 ─日本は謝罪してはならない─』
                   (金 文学著 祥伝社黄金文庫)

 を購入しました。この本、中国では出版も許されなかったということで、
 なかなか過激です。読むと、中国の今の反日政策の中身、背景がよくわ
 かります。著者は、中国人でありながら、痛烈に中国の政策を批判して
 います。返す刀で日本の弱腰の姿勢もバッサリ。

 戦後、日本はアジアで唯一、先進国になったわけですが、目立つ人は周
 囲から嫉妬され、叩かれるごとく、中国にとってもどんどん先を行く日
 本は忌々しき存在で、叩いても叩いても叩き足りないのでしょう。これ
 ではうまくいかないわけです。一読をお勧めします。

 ただ、最近ちょっと中国も変わってきたようで、日中関係が良好になっ
 いくのも期待できますよ。(#^.^#)

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