〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年5月17日 〓〓〓〓〓〓
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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 107号◆◆◆
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〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
お客が求めているのは「希望」。
マーケティングツールに「希望」は見えるか。
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━━━━━━━━━ 2003年5月17日付日経MJ10面より引用 ━━━
■カネボウのダイエット調査によると、自分が太っていると認識してい
る人は男性53.3%、女性68.2%に上っている。
■そこでダイエットとなるわけだが、男性の成功率が75.7%なのに対し、
女性は48.9%と半数が失敗している。なぜだろうか。
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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●実は昨年の8月〜11月にかけて、私もダイエットに取り組みました。
それより前6月頃、献血に行ったときにこう告げられたのでした。「血
液を調べた結果数値が悪いので、献血できません」。ショックを受けた
私は、それでも懲りずにビールを飲んでいましたが、お盆明け、ついに
体重81キロ(身長175センチ)に達したとき、決意を固めました。「ダ
イエット、する」。
●それから、ベストセラー『生き方上手』の日野原重明先生(90歳を超
えて激務をこなしているお医者さん)の食生活をまねて、朝はコーヒー
と食パン半分、昼はビスケット3枚とスープ、夜は普通に食べるが腹8
分に抑えるというようなことを続けました。結果はめでたく、11月半ば
に67キロにまでなりました。
●12月に入って再度献血に行くと、「まあ、数値がものすごくよくなっ
てる! なんか、しました?」と看護婦さんに言われ、うれしかったこ
と。きちんと献血できました。めでたし、めでたし。今も66キロ前後を
維持しています。
●大半の方はほめてくれますが、ある女性にダイエット方法について聞
かれたとき、上に書いたことをそのまま伝えると、「なーんだ、もっと
簡単な方法かと思った」とガッカリされてしまいました。これが大半の
人の本音かもしれません。「自分には無理」と思ったらやらないですね。
●で、この記事がマーケティングと何の関係があるのか、単に私の自慢
話を書きたかったのか(半分くらいはそうかも…。^_^;)。なぜ、女性
はダイエット食品を買うのかというと、ダイエット食品が欲しいわけで
は無いんですね。「藤原紀香のような体形」になっている自分が欲しい
のです。ダイエット食品は、そのための手段に過ぎません。
●そして、仮に失敗を繰り返しながらも、「今度のこの食品は私にも効
果があるかもしれない」と淡い希望をもって買い続けるのです。つまり、
希望をもたせるマーケティングツールを作らなければダメだということ
です。よって、売る商品によっては、希望が形になっている写真やイメ
ージ画は必須となります。
●しかも、商品が氾濫している中で差別化するには、裏づけとなる科学
的なデータや使用した消費者の声、スタッフの顔写真などを盛り込みま
す。どのように使って、どのように効果が現れたか、日記形式で書いて
あるものなどを用いたりします。
●自社の広告・チラシをチェックしてみてください。そこに希望が見え
るか。信頼性は高いか。方法論は「私にもできそう」と思わせるような
ものか。意外と抜けている部分があるものです。
●またこの記事は、真剣味が足りないと何事もうまくいかないことも教
えてくれます。短期決戦の場合、孫子は「兵隊には恐怖を与えよ、希望
を与えるな」と教えています。男性は恐怖を感じてダイエットを始めま
すが、女性は希望を抱いてスタートします。そこに、成功と失敗の差が
現れるのです。
――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――
■■■ちょっと一言
「ピンチはチャンス」と言いますが、追い込まれると必死でやりますよ
ね。もし、今営業成績などで追い込まれている人は、実はチャンスなの
です。この機会にやり方を根本的に変えてしまいましょう。
短期決戦に必要なのは「恐怖」ですが、長期的な戦いに必要なのは「希
望」です。企業にはその両方が必要です。部下に恐怖ばかり与えている
とせいぜい1〜2年で辞めてしまい、人が育ちません。よく人が入れ替
わることでお悩みのところは、「恐怖」中心のマネジメントになってい
ないか、自己チェックしてみてください。
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