松下電器産業、食器洗い乾燥機のある生活風景をアピール

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日経MJを読み解く!

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 1052号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
            「買わない理由」は何か。
       見つけた者は大量に売ることができる。
   
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 ━━━━━━━━━━━━━ 2007年3月2日付日経MJより ━━━━
 □■□  本日の注目記事(3面)
 ■□■    子育て中の主婦がターゲット    松下電器産業
 □■□       食器洗い乾燥機のある生活風景をアピール
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 今日は、食器洗い乾燥機の売れ筋ベスト10で1位、4位、5位を占め
 た松下電器産業に関する記事です。

 ■市場や顧客動向を分析するなかで、大きく2つの改善点をみつけた。
  
 ■1つ目は商品政策だ。‥‥食洗機を購入しない理由として「置き場所
  がない」と答える消費者が多いこともあり、松下としては初めて同程
  度の機能を備えた小型モデルもあわせて投入することを決めた。

 ■2つ目の改善点は対象顧客への訴求方法。‥‥機能面ではなく食洗機
  のある生活風景をアピールした。

 ■ターゲット層も明確にしている。調査では幼児のいる20〜30歳代の主
  婦の間で食洗機が「欲しい家電製品」で1位となったため、幅広い世
  代を対象に売り込む従来の戦略をやめ、「新・子育て家電」という
  キャッチコピーで売り出した。

           とのこと。それで、↓↓↓

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
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 ●市場普及率が2割。

  しかも、「3年連続で出荷台数は減少している」という食器洗い機。
  どうしてこんなに売れないのでしょうか。

 ●記事には「洗浄力への不安」、「置き場所がない」という理由が挙げ
  られています。

  私が長年、購入しなかったのは、この2つに加えて、「値段は高いし、
  贅沢な感じがして嫌だ」というのがありました。

 ●大学時代の喫茶店のアルバイトで慣れていたせいもありますが、
  食器を洗うくらい手で十分だ、と思っていたのです。

  家では毎日、妻が洗うのですが。(汗)

 ●昨春、引越しを機に購入しましたが、もっと早く買っておくべきだっ
  たと後悔しました。

  水道代がかなり安くなったのです! 

 ●6万円ほどの食洗機を購入したのですが、おそらくこの1年間でそれ
  くらいは水道代を節約できています。それに、しっかり食器は洗えて
  いるし、妻の時間にゆとりができました。

 ●おそらく、2〜3人で暮らしている小家族にも十分効果はあると思い
  ます。1人暮らしでも、

  「洗うのが面倒くさい」
  「洗うとき、つい水をジャージャー出してしまう」

  というような人は、食洗機を購入されたらよいでしょう。

 ●松下電器産業は、「欲しい家電製品」で食洗機を1位に挙げた20〜30
  代の主婦をターゲットにして、「食洗機のある生活風景」をアピール
  しています。狙いは見事に当たったとのこと。

 ●それはよいのですが、裏を返せば、高齢者や中高年層に食洗機の良さ
  が伝わっていないということでしょう。市場普及率が低い間は、高機
  能を売り文句にするばかりではダメです。

  「水を大切にしよう。水道代を節約しよう。その為には食洗機を取り
   付けよう」

  という売り文句などの方が、中高年には響くかもしれません。

 ●さて、あなたの商品の市場普及率はどの程度でしょうか。
  対象顧客のどれくらいがその商品を利用していますか?

  それによって、売り方は変わってきます。

 ●普及率が低いならば、競合他社を意識するよりも、

  「他社製品も含めて、なぜ買わないのか」

  について調査・分析するのが先。それを見つけた企業が一歩、抜け出
  すことになります。今回の松下電器のように。

 ───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

 ■■■ちょっと一言

 日本人は、水に対する危機意識がほとんどありません。

 私が行ったアメリカ、カリフォルニアのアダルト・スクールでは、生徒
 (みな大人です)を相手に、

 「シャワーは必ず5分以内に済ませるんですよ! この地域は水が不足
  しているのですから」

 と先生が言ってました。世界には、1日に使用できる水がコップ1杯程
 度という地域もあるとか。

 日本では「水がもったいない」と言ってもダメでしょう。「水道代が
 もったいない」と言った方が効き目があると思います。

 さて、今回からまた本文を「デス、マス調」に戻しました。私にとって
 はどうもこちらの方が自然なようです。何度か、つい「デス、マス調」
 で書いてしまったものを「ダ、デアル調」に変えたこともありましたが、
 疲れました。(笑)

 週末はテキスト作りに励みます。(#^.^#) 

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