松下電工、「アラウーノ」当初計画を上回る受注高

北は北海道から南は九州・沖縄まで、売り上げアップの専門家が在籍。↓

マーケティングサポーターズクラブ(MSC)

日経MJを読み解く!

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2006年12月22日 〓〓〓〓〓〓 

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 1009号 ◆◆◆

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
       あなたの会社の問題を解決するポイントは何か。
          経営者はその1点に集中するべきだ。
   
      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━━ 2006年12月22日付日経MJより ━━━━
 □■□  本日の注目記事(3面)
 ■□■  新素材を使った水洗トイレ「アラウーノ」   松下電工
 □■□        当初計画を上回る受注でフル生産が続く
 ────────────────────────────────

 今日は、便器といえば陶器という常識の壁を破った松下電工に関する記
 事です。

 ■新素材はリスクも大きく、実際に製品化を目指した例はなかったが、
  半年後、60人弱の部門横断プロジェクトを発足した。

 ■使っているうちに黒ずみが落ちなくなるのが従来の陶器製便器の欠点
  だ。ブラシでこすっても取れない水あかに、汚れが浸透して黒ずみに
  なる。

 ■新素材は‥‥水をはじく性質のため水あかが付きにくい。

 ■「平均週2回といわれるブラシ掃除が3ヵ月に1回で済む」という。

 ■トイレ分野で、TOTOとINAXの2強に水を空けられてきた松下
  電工。「圧倒的な違いを打ち出せなければ絶対に状況は変わらない」
  との思いで冒険に踏み切った。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●私が今年の2月まで借りていた家のトイレは松下電工のものでした。
  5年前に初めて見たときは、「え、松下電工のトイレ?」と驚いたも
  のです。

 ●トイレといえば、TOTOとINAXですね。ネットで調べてみたら、
  トイレ市場はこの2社のシェアが9割で、松下電工はわずか7%しか
  ないとのこと。

 ●どうがんばっても勝てそうにありません。孫子の兵法では、このよう
  な場合、いたずらに戦わず、戦力を整えて他日の戦いに備えよ、と説
  いています。

 ●松下電工は、照明器具その他の住宅機器を作っている会社ということ
  で有名ですが、一方で大変ユニークな商品も開発しています。最近は
  ダイエット用の「ジョーバ」が大人気ですね。

 ●まだ誰もやっていないものを手掛ける、という精神が、どうも松下電
  工にはあるようです。今回は、リスクの大きい新素材を使って製品化
  を目指しました。しかも、プロジェクトに60人弱も投入するという冒
  険です。

 ●なぜここまでやるのでしょうか。同社は現在、松下電器産業とのコラ
  ボレーションや、制御機器の順調な伸び等で3期連続増収増益中です。

  「トイレはTOTOとINAXに譲ろう」という選択肢もありそうな
  ものです。

 ●しかし、日本では継続的に住宅着工戸数が減少しています。それに対
  する危機感は当然あるでしょう。

  自社が弱い部分でもてこ入れして取れるようにしなければならないと
  いう思いは強いはず。

 ●もしもトイレのシェアを伸ばすことができれば、同社の将来を支えて
  くれる大きな軸となります。このような背景が、全自動水洗トイレ
  「アラウーノ」の開発を経営陣に決断させたのではないでしょうか。

 ●さて、あなたは、

  「これさえできれば、自社の問題はほとんどが解決に向かう」

  という成功要因を押さえていますか。

 ●もしもそれがわかっているならば、集中的に時間と費用をかけて、そ
  の一点に注力してください。答えられないならば、それを探すのが先
  です。これが経営者の仕事です。
 
 ───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

 ■■■ちょっと一言

 昨日のメルマガに対して、以下のメールをいただきました。ご紹介しま
 す。(ご本人の了解を得ています)

 〜ココから〜

  有限会社ぶしどうマネジメント 濱本克哉 様

  はじめまして。F県在住のSと申します。普通のサラリーマンです。
  メルマガを毎回、読ませていただいていますが、
  今回は久しぶりの魂に触れる瞬間がありましたので、感謝のメールを
  書かずにおれませんでした。

  ↓

   ●私は、この言葉にハッとしました。「特徴を出す」というのは手
    段にすぎなかったのです。
  
    ・目的 − お客に喜んでもらう
    ・手段 − 特徴を出す

    という関係なのですね。

  単純ですが、目的→お客様に喜んでもらう !!!!!!

  いつから、忘れてしまっていたのだろう?
  なぜ、大事なことなのに忘れてしまったのだとう?
  そもそも自分は本当に「お客様に喜んでもらう」と思っている?
  そもそもお客様の喜びって何?

  自問自答をくりかえしております。
  いろいろと考えさせられます。

  本当にありがとうございます。 では・・・

  S


  追伸;アンケートの後、メルマガの雰囲気が変わったような気がしま
     す。(具体的にどこがと言いずらいのですが・・・私だけかも
     しれませんが)(良い意味です。締まっているというか、凝縮
     されているというか)

 〜ココまで〜


 顧客志向とは、顧客に喜んでもらう、満足してもらうことを第一に考え
 よう、というものですが、なかなか根づきません。

 それは、自分がこの世で生きているからですね。生きていると誰しも生
 存欲求が生じるので、自分を中心に考えてしまいがちになります。しか
 し例えば、武士は死の中に生を求めます。本当は、

 「死中に生あり」

 だからです。死を覚悟して戦えば、生きる可能性がふくらみます。

 ・「己を捨てる」ことができる人は、この世で光り輝くことができる

 という仕組みになっているのです。これをマーケティングに応用すれば
 よいわけですね。

 Sさんのように気づいた方は、ホンモノ、一流にグッと近づくでしょう。
 Sさん、すばらしいメールをありがとうございました!

 私も、いかに「魂に触れる」メルマガをお届けしていなかったかと反省
 しました。気合を入れなおします! (#^.^#) 

メールマガジンのご購読はこちら

現役中小企業診断士の勉強部屋 マーケティング資料室ホームへ