〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2006年12月13日 〓〓〓〓〓〓
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 1002号 ◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
お客はどんな気持ちになりたいのか。
それを言葉で表現してみよう。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
━━━━━━━━━━━━━ 2006年12月13日付日経MJより ━━━━
□■□ 本日の注目記事(3面)
■□■ 「キメぜりふ」で商品を表現 味の素
□■□ 消費者の気持ちを言葉にすると反応がよい
────────────────────────────────
今日は、薬事法のために食品の効果・効能をうたえず苦しんでいる食品
各社が、「キメぜりふ」に活路を見出しているという記事です。
■医薬品ではないため、豊富な実験データを重ねているとはいっても効
果効能を訴えることはできない。
■第一弾は深い眠りを促す働きがあるとされるアミノ酸「グリシン」を
配合したサプリメント「グリナ」。
■グリナのパッケージのコピーは「さわやかな朝をサポート」だが、販
売窓口には「いったい何に効くんだ」といった消費者からの問い合わ
せが絶えない。
■これまで消費者の反応が最もよかった表現は「気がつけば、もう朝。
なんて、久しぶり」。逆に「明日、がんばるわたしに」といった表現
は反応がさっぱりだった。
とのこと。それで、↓↓↓
────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────
ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●薬事法の壁に、食品各社が苦しんでいます。記事には、
・日本コカ・コーラの「からだ巡茶(めぐりちゃ)」
「広末涼子、浄化計画。はじまる。」
東京都が表現の変更を求める。
・ハウス食品の「ウコンの力」
「飲んだら、飲んどこ。」
厚生労働省医薬食品局監視指導・麻薬対策課が見直しを指導。
などの事例が挙げられています。かなり厳しいですね。
●薬事法では、「承認前の医薬品等の広告を禁止」しています。それで、
少しでも食品の効果・効能をうたっているかのような表現があれば、
見直すよう指導されるのです。
●それで、食品各社は薬事法に引っかからないスレスレのラインで広告
表現を模索しています。仮に薬事法上は大丈夫であっても、消費者が
反応しなかったら意味がありません。
●味の素の事例は、どのような表現をすればインパクトがあるのかを教
えてくれます。同社のグリナの広告表現では、
失敗「明日、がんばるわたしに」
成功「気がつけば、もう朝。なんて、久しぶり」
●確かに、失敗例の方は、まったく何の感情も湧いてきません。
文句を見ても素通りしてしまいそうです。
ところが、成功例の方は、私のように眠りが浅く、夢ばかり見ている
ものにとっては、ものすごく心に響きます。
●そんな気持ちを味わいたいからですね。私にとって、グリナという商
品はどうでもよいのです。ただ、手段としてグリナが適しているなら
ば、それを手に入れたいと思います。
●人間は皆、
「あぁ、○○○のような気持ちになりたい」
と思いながら、日々を生きています。その部分を表現すれば、心の奥
底にある気持ちを突かれた人が商品を手に取るのです。
●これは、キャッチコピーだけの問題ではなく、商品コンセプトを練る
初期の段階から必要な考え方だといえます。マーケティングでは、そ
のすべての段階で顧客の「気持ち」を考えなければいけません。
●さて、あなたの商品を利用したら顧客はどんな気持ちになるか、しっ
かりと想定していますか。それが商品コンセプトとしてまとめられて
いるでしょうか。
●簡単にいえば、上の「○○○」の部分にすぐに言葉を入れられるかと
いうことです。グリナのみごとな表現を参考に、工夫を重ねてくださ
い。
───────────── 今日はここまで (^o^) ──────
■■■ちょっと一言
昨日、アンケートにご協力いただいた皆様、ありがとうございました!
書籍のお申し込み受付ですが、2時間ほどで先着100名様に達しました。
その後にアクセスされた方、申し訳ありません。
当メルマガの良い点、改善すべき点について書いていただいたことは、
大変、参考になりました。特に後者が。1人でやっていると、誉められ
ることはあっても、注意されたり叱られたりすることはほとんどありま
せんから。
「なるほど」「そうか」「そうだよなぁ」などと感心しながら読ませて
いただき、気合を入れ直しました。孫子も、
「朝の気は鋭く、昼の気は惰(おこた)り、暮れの気は帰る」
(第七篇 軍争)
意味「朝方(始め、初期)は気力が鋭く、昼頃(中ごろ、中期)は気力
が衰え、暮れ方(終わり、後期)は気力が尽きてしまうものであ
る」
と言いましたが、朝の気を思い出す必要がありそうです。(#^.^#)
※書籍をお申し込みいただいた皆さん、お届けはクリスマス頃になりそ
うです。お楽しみに。
|